天測運勢台Observatory of Fortune
Reading  /  No.0112026.08.16

コロナの財布 — 勝者と、まだ戻らないもの

2020年、日本の家計簿に何が起きたか。約1,700系列の政府統計を、コロナ前5年の「平年」と突き合わせました。

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Topic
外国パック旅行は0%まで消え、子供靴は2.7倍
01

深く沈んだもの

2020年に最も沈んだ品目と、その最深月
品目2020年の平均(平年比)最深の月
外国パック旅行18%2020年5月に0%(文字どおり消滅)
遊園地・テーマパーク利用者26%1%
国内パック旅行35%4%
映画・演劇の入場料43%4%
結婚式場の件数46%2%
02

勝者

子供靴2.7倍(一斉休校で外遊びの靴が売れた)、マスク等の保健用消耗品2.1倍ゲーム機・ソフト1.8倍、パソコン1.7倍、チューハイ1.7倍・ウイスキー1.4倍(家飲み)、ベッド・食器棚・学習机(巣ごもりの模様替え)。

03

社会の再開年表 — 宴会だけ1年遅れた

各品目が平年に戻った月を並べると、そのまま再開の年表になります。

平年に戻った時期ごとの品目
戻った時期もの
2021年3月交通(タクシー等)
2022年春〜秋結婚式場、遊園地、航空、映画
2023年6月飲酒代(宴会) — 娯楽より1年遅れ
2024年11月〜2025年国内パック旅行
04

まだ戻らないもの(2026年時点で77品目)

幼児教育費用36%(無償化の制度変更も混在)、婦人用ストッキング37%、ワイシャツ46%、パーマ代48%、固定電話52%……。この棚は「コロナが壊したもの」と「コロナが引き金で時代が締めた蛇口」(テレワーク定着・長期の衰退)が混ざっています。