天測運勢台Observatory of Fortune

データについて

この占いの仕組みと、データの出どころ。そして「当てる占いではない」という正直な立場について。

これは何か

天測運勢台は、占星術人々の心の巡り(経済)宇宙の天気を重ねて読む、完全オリジナルの日次12星座占いです。運勢はすべて自前で計算しており、他の占いサイトを参照(クロール)することは一切ありません。

大切な考え方 — これは「当たる予測」ではなく「意味づけ・読み物」です。悪い日に運勢が悪ければ「運が悪かった、仕方ない」と受け止められ、良ければ朝すこし嬉しい。その程度の、心の支え・きっかけとしてお楽しみください。

3つの層

♈ 占星術(象徴の層)

天体の位置・月相・アスペクトに加え、古典的な品位(ディグニティ)、インド占星術、東洋の干支・五行まで、1日あたり165項目を計算します。当たり外れの道具ではなく、意味を紡ぐ記号言語です。

出典: 自前計算(skyfield + JPL DE440s)

📈 経済気候(人の心の巡り)

市場は"人々の心の集合"。株価指数や VIX から、当日までの実測で「不安度(VIX の相対的な高さ)」と「勢い(直近のモメンタム)」を求め、今日のムードとして示します。

出典: FRED®(セントルイス連邦準備銀行)

🛰 コズミック気候(宇宙の天気)

地磁気の乱れ(Kp)や太陽活動(F10.7)から、宇宙が「静穏か・活発か」を読みます。観測に数週間の遅れがあるため、最新入手日を必ず併記しています。

出典: NASA/GSFC OMNI データセット(OMNIWeb)/ 黒点数は NOAA/SWPC(SESC 黒点数・1994年以降)

7つの版

同じ日でも、読み方(流派)が違えば順位も変わります。7つの視点を切り替えて楽しめます。

古典西洋

支配星の品位(ディグニティ)を軸にした、伝統的な西洋占星術の読み。

モダン

元素の強調と、天王星・海王星・冥王星まで含めた現代的な読み。

オリエンタル

その日の干支の五行と、各星座の性質との相生・相剋(東洋の五行)で読む。

ヴェーダ

サイデリアル(実際の星座位置)に基づく、インド占星術の読み。

干渉

惑星の位置を波動関数として重ね合わせ、干渉から読みます。同じ向きの波は強め合い、正反対の波は打ち消し合う。点数はボルンの規則と同じ、波の絶対値の二乗です。

ラーニング

今日と惑星の配置や太陽活動が似ていた過去の日を全期間(1994年〜)から引き、その日々に世の中で実際に起きたこと——結婚・出生・離婚、会社の設立・解散、市場(いずれも公的統計)——を、その日の星座の配置で重みづけて12星座の順位に読み替えたものです。順位は「過去にそういう日はこうだった」という記録から出ていて、予測モデルの当てはめではありません。ニューラルネットが担うのは、空と太陽の動きを学習して太陽活動がこれから強まる局面か弱まる局面かを一文で添える部分だけで、順位には使っていません。同じ季節の日ばかりが集まらないよう、連なった日は1つの出来事として数えます(2026年9月5日から)。

総合

占星術側の5流派の平均を土台に、ラーニング(過去の似た日の実際の出来事)を対等の重みで合成した複合の読み。

2026年8月30日から、波動関数で読んでいます

惑星がいまどこにいるかは、角度で表されます。そして角度は、複素数の位相として書けます。つまりその日の空は、12星座に振り分けられた波動関数として表せることになります。

波には向きがあります。同じ向きの波は強め合い、正反対の波は打ち消し合う——これが干渉です。星と星が結ぶ角度の響き合いは、この重ね合わせから自然に現れます。合(0度)で強め合い、衝(180度)で打ち消し合うのは、波としてそうなるからです。

点数は、その波の絶対値の二乗です。量子力学で確率を求めるときとまったく同じ形(ボルンの規則)なので、12星座を合わせるとちょうど100%になります。「今日の勢いのうち、どれだけがこの星座に来ているか」という割合です。

さらに、その日の空がどれだけ尖っているかエントロピーで測っています。観測条件の「運勢の散らばり」がそれで、差がはっきりつく日と、横並びの日を数字で見分けられます。7つの流派がどれだけ食い違っているかも、密度行列から出しています。

正直に申し上げます。これは「量子力学が占星術を裏づけている」という話ではありません。同じ数学の道具を使っているだけです。当たりやすくなったわけでもありません——計算に入る情報は同じ惑星の位置で、変わったのは表し方です。
量子力学そのものについては、読み物で正確に書いています。シュレーディンガーの猫は、量子力学をほめていない / パラレルワールドを最初に書いたのは、無名の大学院生だった / ひも理論は10次元、占星術は12ハウス

2026年8月29日以前の運勢は、当時のまま残してあります。過去を書き換えると、その日に読んだ方の記憶と食い違ってしまうためです。古い日は点数の幅が違い、「運勢の散らばり」も表示されません。

2026年9月5日から、ラーニング版は「過去の似た日」で読んでいます

ラーニング版は当初(2026年8月〜9月4日)、市場・会社・家庭・治安の4つの公的統計を正解にした小さなニューラルネットの予測値で順位を作っていました。しかし検証の結果、学習は成立しておらず(学習を進めても検証の誤差が最初の1周目より下がらない)、順位の中身の半分以上は月の位置と日柱という普通の占星術で、残りは学べていない予測値でした。直近60日では牡羊座が1位の38%を占める偏りも出ていました。

そこで2026年9月5日の運勢から、今日と惑星の配置・太陽活動が似ていた過去の日を引き、その日々に実際に起きたことを順位に読み替える方式に置き換えました。予測モデルを間に挟まないので、順位の材料はすべて過去の実際の出来事です。似た日は距離の近い順に採りますが、連なった日(同じ出来事)は1つとして数え、同じ季節ばかりが集まらないようにしています(直近200日の検査で、似た日の月は無作為と同程度に散り、年代は約31年に広がっています)。

「学習」の名の部分については正直に書きます。似た日の探し方や順位の作り方にニューラルネットを学習させる試みは、事前に決めた基準で全て不合格でした(学習は動くが、素の探し方より似た日の実績が揃わない)。学習が本当に成立したのは、空と太陽の動きから太陽活動の1〜3か月先の向きを読む部分だけで、ラーニング版に添える一文はそこから出しています。順位には一切使っていません。

2026年9月4日以前の日は、当時の方式のまま残しています(注記で見分けられます)。検証の記録は下の表と、研究ノート(非公開)に残しています。

正直な検証(透明性が私たちの姿勢です)

私たちは、翌日の市場が上げたかどうかを「その日が“いい日”だったか」の客観的な物差しに使い、占いがどれだけ当たっているかを測っています。

結果は正直に言うと ≈ 五分五分(コイン投げと同じ)。占星術も経済も宇宙天気も、翌日を"言い当てる"力は確認できませんでした。2026年9月1日に、当時のラーニング版(2026年9月4日までの予測モデル)が使っていた4つの物差しを1本ずつ測り直しました。いずれも「未来の日で試す」やり方(ウォークフォワード)で、学習に使っていない期間だけを数えています。

旧ラーニング版(予測モデル・〜2026年9月4日)の的中(2026年9月1日測定)。「何もしない場合」は、市場なら「前日と同じ」、月次の指標なら「先月と同じ」と答え続けたときの的中です。角括弧は95%の幅で、データが少ないほど広くなります。幅が重なっているものは、差があるとは言えません。
何を正解にしたか期間の量AIの的中何もしない場合
市場(翌営業日の上下)6,530日0.503 [0.491–0.515]0.488
会社の設立・解散161か月0.478 [0.402–0.555]0.550
結婚・離婚・出生252か月0.516 [0.454–0.577]0.522
治安18か月期間が短く測定できない
4つの平均(総合の得点)6,530日0.479 [0.467–0.491]0.496

どれも「何もしない」を上回っていません。ただし月ごとの統計は件数が少なく、幅が広いので、「負けている」と言い切れるほどでもありません(会社の 0.478 の幅には 0.550 が入っています)。確かに言えるのは、6,530日ぶんある市場でも 0.503、総合の得点でも 0.479 で、どちらも幅が狭いのに 0.5 のあたりから動かないことです。数字を大きく見せるための細工(短い期間だけを切り出す、同じ月を何度も数える、都合のいい物差しを選ぶ)はしていません。治安のデータは18か月ぶんしか無いので、良い数字が出ても揺らぎと区別できず、そもそも数字を出していません。

でも、それでいいのです。占いは当てるものではなく、意味づけだから。だから私たちは「よく当たる」と偽らず、事実(今日の経済・宇宙の状態)は本物を見せ、占いはエンタメとしてお届けします。

データ出典

免責

本コンテンツは占星術と公開経済データに基づくエンタメであり、投資助言や将来の市場予測ではありません。掲載する市場・宇宙天気の数値は情報提供のみを目的とし、その正確性・完全性を保証するものではありません。