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春分点を起点に黄道を30度ずつ区切った「サイン」による星座。雑誌の星占いはこちらです。
実際の星の位置を基準にした星座。ヴェーダ占星術(インド占星術)が使う基準です。
※境界日は生まれ年により±1日前後します。境界の前後2日以内の方は、両方の星座を読んでみてください。
「ずれ」の正体 — 地球はゆっくり首を振っている
星占いの「牡羊座生まれ(3月21日〜4月19日)」は、もともと「太陽が牡羊座の星々の前を通る期間」でした。約2000年前、占星術の体系ができた頃には、たしかにそうだったのです。
ところが地球の自転軸は、コマの首振りのように約26000年かけて1周する「歳差運動」をしています。このため春分点(星座の起点)は毎年少しずつ後ろへ動き、2000年間で約24度=ほぼ星座ひとつぶんずれました。いま3月末に生まれた人の誕生日に、太陽が実際に重なっているのは魚座の星々です。
どちらが「正しい」のか — 実は流儀の違い
これは「星占いが間違っている」という話ではありません。基準の取り方が2通りあるのです。
トロピカル方式(西洋占星術の主流)は「春分の日=牡羊座の始まり」と季節を基準にします。星座名は季節のラベルであって、実際の星の位置とのずれは織り込み済み——という立場です。サイデリアル方式(インド占星術=ジョーティシュ)は実際の星々の位置を基準にし、ずれ(アヤナムシャ)を毎年補正し続けています。
季節を取るか、星を取るか。約2000年前にはこの2つは一致していて、これからもゆっくり離れ続けます。当サイトの6つの流派のうち、ヴェーダ版はサイデリアル方式(Lahiri アヤナムシャ)で毎日の運勢を計算しています。上の診断で出た「実際の星に基づく星座」は、ヴェーダ版ランキングであなたが見るべき星座です。
対応表 — いつもの星座とサイデリアル星座
当サイトの天体計算エンジン(スイス天文暦・Lahiri方式)で計算した、太陽がそれぞれの星座に入る期間です。
12星座の期間(2つの基準)
Tropical / Siderealほとんどの人は「ひとつ前の星座」にずれます。ただし各星座の終わりごろ(トロピカル期間の最後の数日)に生まれた人は、サイデリアルでも同じ星座のまま——つまり「星の上でも正真正銘のその星座」です。
「13星座占い」との関係
ときどき話題になる「へびつかい座を入れた13星座」も、この「実際の空とのずれ」に注目した話です。実際の黄道にはへびつかい座がかかっており、天文学的な星座の区切り(1930年に国際天文学連合が定めた境界)で数えると、太陽は13の星座を通ります。ただし占星術のサイデリアル方式は、伝統的に黄道を30度ずつ12等分して扱うので、へびつかい座は含みません。「星占いは12等分の約束事の上に組み立てられた体系」と知っておくと、この種の話題に振り回されなくなります。